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interview
ひなたグループ 代表 福岡 京子 Kyouko Fukuoka

thought ひなたの想い

人と関わることの楽しさを学んだ
日奈久の朝市
私の実家はイ草農家で、母が育てた野菜を日奈久駅前の広場で開かれる朝市に売りに行くのが幼い頃の私の仕事でした。私が人に関わる仕事が好きになった原点は、あの当時の野菜売りにあると思っています。

健康の大切さを広く
伝えたくて起業の道へ
若い頃は化粧品会社の販売員を務めていましたが、40代半ばで突然肌の調子が悪くなったんです。その事がきっかけで健康の大切さを実感し、思い切って健康サロンを立ち上げました。そんなときに出会ったのが、「心を癒す技術」という一冊の本。私はこの本でホメオスタシス(恒常性機能)について学び、食養生と介護について考えるようになりました。

医食同源が心も体も
健康にする
食べ物がよいと、自然と心も健康になっていく。私たちの事業の根本には、すべて「医食同源」の発想が息づいています。そこにあるのは、常に利用する者の立場に立った作物づくり。食の安心・安全が危ぶまれているこんな時代だからこそ、作り手の顔の見える安心・安全な農作物を提供する会社でありたいと思っています。

食を通じた健康づくりを
介護にも役立てたい
私たちは農業で培った食養生のノウハウを生かし、熊本県下で有料老人ホームを経営しております。私がスタッフに話すのは、「お客様のかゆいところに手が届く」サービスを提供するということ。自分が入りたい施設、自分の身内を安心して任せられる施設を目指すことで、入居する皆様にとって第二のふるさととなるような居心地のよい住まいと食を提供いたします。

高齢者向けの有料老人ホームとして現在は経営をしていますが、食を通じた心と体の健康づくりはさらなる可能性を秘めていると思います。たとえば、引きこもりなどの精神的な問題で外に出られない人たちの自立支援。アメリカで精神科医になった先生によると、心の病は食べ物で癒せるそうなんです。食を改善したら2週間で処方する薬が減ったそうです。
ちゃんとした食事を提供し、やる気が出るようになってくれれば、外に出られるようになるかもしれない。そんな人たちにとっての「食」や「住」を提供するだけでなく、仕事も生み出せるような会社になりたいと考えています。

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