スタッフインタビュー

志賀さん 施設長 (有料老人ホームの部門長)
山品さん 介護管理マネージャー(デイサービスの部門長)

――ひなたの運営について

志賀
利用者様には感謝の気持ちしかないので、その思いがそのまま日常のケアにつながっています。福岡代表が医食同源をすべてバックアップしてくれますので、私たちは安心して利用者の皆様に感謝の気持ちを込め、全力で支援させていただいています。
山品
ご入居された方の「終の住み処」と思っていただけるよう、居心地が良く生活がしやすい環境を整え、心から「『ひなたの家』に来てよかった」と思っていただけるサービスを提供したいと常に思っています。ご高齢の方にとって何より楽しみなのは「食べる」ことだと思いますので、施設で提供する食には満足していただけるよう心がけています。

また介護では、訪問介護もご用意していますので、ヘルパーの皆さんとの介助を通じ、「自分でできる」「自分はやれてるんだ」と、介護される方ができるだけ自立した生活に自身が持てるような支援を心がけています。介護というと身の回りの世話をすべて行うように思われるかもしれませんが、すべて面倒を見てしまうと、かえってその方の自立を阻害してしまうんです。もちろん家族の皆様にも事前にそう説明しますし、ご本人にも「ここだけは頑張ろうね」「ここは私たちが手伝います」と、介護の必要な方がよりよい生活が送れることを目指しています。

――提供する食へのこだわり

山品
基本的に入居者の皆様には、福岡代表がひなたふぁーむで作られている食材を中心にした料理を食べてもらっています。
志賀
野菜だけでなく、お水や塩にもこだわっており、味噌も自家製のものを利用しています。おかげさまで入居されておられる皆様もご長寿で、とても元気になさっていますよ。
山品
毎日10時に水分補給として酵素も飲んでいただいています。以前はお茶だったんですけど、代表が酵素を作るようになってからは酵素をご提供しています。
志賀
あとは、乾燥させた「日本山人参」とほうじ茶をブレンドした山人参茶をお出ししています。一日1500~1600mlの水分を補給してもらっています。特に夏は熱中症対策のためにもトイレが近くなるからと遠慮される方にもさまざまな形で水分を補給してもらえるように務めています。

――介護体制について

山品
介護が必要な方には訪問介護ステーションがあるので、ヘルパーがつくときには1対1、重度の要介護者であれば1対2。基本は1人に対して必ず1人がつき、起床介助、おむつ交換、入浴などを行っています。1階は元気な方が多いので、早朝にラジオ体操の曲を流すと、みんな自力で起きてこられます。
志賀
ラジオ体操の歌が流れると、体が勝手に動くんでしょうね。体操が終わったあとは洗顔されたり歯を磨かれたりと朝の支度をされて、お茶を飲みながら朝食を待たれます。
山品
介護が必要な方はスタッフが付き添い、食事介助をさせていただきます。介助が不要な方も、介助が必要な方も一緒に食事を楽しんでいただいています。
志賀
本人様が自力で行うのが難しいことや、生活のリズムをつくるお手伝いをしているというのが私たちの仕事かもしれませんね。
山品
介護が軽い人から重度の方まで、いろいろな方が一緒に生活しておられます。臨機応変にお一人おひとりに応じた対応をするというのが基本になりますね。
志賀
毎日いろんなハプニングがありますが、入居者の皆さんとのコミュニケーションが一番楽しいですよ(笑)。

――陽向のおうち特有の特徴は?

志賀
入居者の皆様の健康増進のために、各施設に誰もが利用可能な治療器やサービスを導入しています。足のマッサージや電位治療器は皆さん我先にとこぞって利用されていますね。使い方も手慣れたもので、安全のため操作はスタッフが行いますが、電源が入っていると自分でスイッチを入れようとなさる方もおられます。
山品
てんかんをお持ちの方が機械にかかられて、症状が軽くなったからなのか「これおおかげなのかな」と毎日ご利用になっています。3日間はご飯も食べられなくなって、寝込まれていたのが最近はふと意識が途切れてもすぐに元に戻られてご飯がすぐ食べられるようになられました。福岡代表にはスタッフも大いに利用しろと言われているので、リフレッシュにも役立っています。

――ひなたの家の一日

山品
朝起きてすぐは体中の筋肉が縮こまっている状態なので、しっかりと体操を行ってからお食事に入ります。食事の前に顔や首の筋肉のこりをほぐし、飲み込む力を高めるための嚥下(えんげ)体操を行っています。
志賀
食事のあとはデイサービスに行かれる方、ホームに残られる方とそれぞれ自由に過ごしていただきます。ホームに残られる方はお風呂に入られたり、テレビを見たりと楽しく過ごされている感じです。
山品
デイサービスは曜日ごとに利用回数を決められます。お若くて活動的な方は一週間に六回利用されますし、重度の方であれば訪問介護というかたちでその都度お部屋の方で介助させていただきます。ひとりぼっちでぽつんとされてると認知症も進行するし、人との関わりや刺激がないと心にも体にも良くないので、なるべく部屋から出てきてもらい、皆さんと一緒に過ごされるようにしています。
志賀
もちろん、個人の意思を尊重しますので、自由な時間が全くないわけではありません。

――日々の業務において心がけていることは?

山品
親御様がご入居なさる際、家族の皆様には「親御様には娘、息子のように接させてください」と言っています。本当は入居される皆さん誰もが、「家族と過ごしたい」「我が家で過ごしたい」という気持ちが一番だと思うんですよ。
志賀
でも、デイサービスに行ったおかげでいろんな刺激を受けて、楽しい一日を送ることができたほうが良いと思うんです。ご本人のお気持ちとご家族の気持ちを組んだ関わりを大切にするために、ときには娘のように、ときには親しい友人のように、またあるときは学校の先生のようにと、時と場合に応じて役割を変えたコミュニケーションを大切にしています。

――介護について

山品
介護の現場では、もちろん大変なこともあります。端から見るとつらいお仕事だと思われるかもしれませんが、大切なのは自分から積極的に楽しさを見つけていくことだと思います。ご家族の皆様とは何でも言いあえる関係を築きたいと思っています。ご家族に協力していただきたいときにはこちらからも相談をしますし、遠慮なく私たちにも気になったことをご相談してほしいですね。
志賀
日頃からご家族の皆様には、「不平・不満なんでもおっしゃってください」と言ってます。身内のようなコミュニケーションを通じ、「こんな人が介護をしているんだ」というのがちゃんと見えていた方が、ご家族の皆様もご安心いただけるようです。その結果、「ここで良かった」「任せて良かった」「最後までよろしくお願いします」と言ってもらえることが何よりの喜びですね。
山品
スタッフや入居者の皆様全員が気持ちよく、笑顔で過ごせる環境こそが、心や体にも良い影響を与えると思うんですよ。入居さご家族とのコミュニケーションは最も大事にしていることかもしれません。

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